ネイチャーロード:
バルト諸国を通ってビリニュス(Vilnius)からヘルシンキへ
リトアニア、ラトビア、エストニア、フィンランドのパノラマツアーで国立公園や自然保護区での自然体験が出来ます。多様な景色、自然の魅力、鳥や野生動物、森や海岸があり、文化や歴史について触れる時間もあります。
所要日数 | 10泊11日 |
ルート | ルート:ビリニュス(Vilnius) – トラカイ(Trakai) – カウナス(Kaunas) – クライペダ(Klaipeda) –クルシュ砂州 (Curonian Spit) – リエパーヤ(Liepāja) – サルダス(Saldus) – キェメリ国立公園(Ķemeri) National Park – リガ(Riga) –ガウヤ国立公園 (Gauja National Park) – ツェースィス(Cēsis) – ワルミエラ(Valmiera)- ソーマ―国立公園(Soomaa National Park) – パルヌ(Pärnu) – サーレマー(Saaremaa) –マッツァル国立公園(Matsalu National park) – ハープサル(Haapsalu) – タリン(Tallinn) – ヘルシンキ(Helsinki) –ヌークシオ国立公園 (Nuuksio National Park) – ヘルシンキ(Helsinki) |
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1日目: リトアニアのビリニュス(Vilnius)に到着 |
ビリニュス(Vilnius)市内観光では旧市街、ゲディミナス(Gediminas)塔、大統領府、聖アンナ教会、聖ペテロ&パウロ教会、KGB博物館、夜明けの門、ベルナルディン(Bernardine)の庭、城の丘、3つの十字架の丘、ゲディミナス(Gediminas)通りを巡ります。
ビリニュス(Vilnius)のホテルに宿泊。
2日目: ビリニュス(Vilnius) –トラカイ (Trakai) 歴史的国立公園 –カウナス (Kaunas) |
運転距離は115㎞。 プログラム所要時間は8時間。 |
トラカイ(Trakai)歴史的国立公園内www.trakai-visit.lt/en/trakaiのトラカイ島の城へ。
カライテ(Karaite)文化遺産博物館(14世紀から15世紀にかけてここに定住したトルコ語を話すクリミアタタールの民族)へ。
伝統的なリトアニア料理 www.kibinas.lt。
カウナス(Kaunas)市内観光。カウナスの古い街並み、第9要塞博物館、ライスベス・アレヤ(Laisvės alėja)(自由大通りと言われる目抜き通り)、カウナス城、聖ペテロ&パウロ教会などがあります。また元日本領事代理で、ビザを与えることで多くのユダヤ人を迫害から救った杉原千畝記念館www.sugiharahouse.comがあります。
カウナスのホテルに宿泊。
3日目: カウナス(Kaunas) – クライペダ(Klaipeda) –クルシュ砂州 (Curonian Spit) – ニダ(Nida) |
運転距離は270㎞。 プログラム所要時間は10時間。 フェリーに15分。 |
クライペダ(Klaipeda)は港町で、半島からクルシュ砂州 (Curonian Spit)国立公園まで15分ほどです。ラグーンとバルト海を分断する砂丘があります。ここはバルト三国で唯一、風によって地形が変わる広大な砂丘があります。お薦めの場所として民族博物館、ニダ(Nida)のホリデーリゾート、印象的な砂丘があります。ユオドクランテ( Juodkrantė)の近くでは、鳥の愛好家がグレーのサギとコウノトリの集団を観察することができます。ユオドクランテ(Juodkrante)には森林の音を独自に観測する「サウンド・キャッチャー(Sound catchers)」もありますhttp://www.nerija.lt/lt/news/show/1260349253。
ニダにて宿泊。
4日目: ニダ(Nida) – クライペダ(Klaipeda) –リトアニア・ラトビア国境(Lithuania/Latvia border) – ペイプ国立公園(Pape Nature Park) –リエパーヤ (Liepāja) |
運転距離は160㎞。 プログラム所要時間は9時間。 フェリーに15分。 |
ヴィエンキエミス(Vienkiemis)www.vienkiemis.lt/の保養複合施設にはカフェ、パブ、リトアニア料理店などが入っています。歴史的な作業道具が展示されています。
伝統的なズワニターイ(Zvanītāji)www.celotajs.lv/lv/e/tradiciju_nams_zvanitajiの家は木造の建物で、19世紀後半に建てられたもので、100年以上前の人々の生活の様子が伺える博物館です。展示品には家庭用品、ルツァワ(Rucava)の民族衣装、靴下や装飾されたミトンなどがあります。伝統的なラトビア料理も召し上がっていただきます。
パペ(Pape)自然公園www.pdf-pape.lv/en:沿岸のラグーンの湖と沼地、砂浜と歩ける砂丘、沿岸の森林、草原などがあります。
リエパーヤ(Liepāja)のクラフトセンターwww.celotajs.lv/en/e/liepajas_amatnieku_namsでは、琥珀宝石商や製織業者など大勢の職人さんが作業しているところを見ることが出来ます。
リエパーヤ(Liepāja)のホテルに宿泊。
5日目: リエパーヤ(Liepāja) –サルドゥス (Saldus) –キェメリ国立公園(Ķemeri National Park) – リガ(Riga) |
運転距離は190㎞。 2か所の訪問でプログラム所要時間は12時間。 |
最大2つの農場を以下からお選びください。
1)ピーラージ(Piladzi)農場www.celotajs.lv/en/e/zs_piladziは(穀物500ha、菜種350ha)の作物を生産し、家畜の繁殖や、花や野菜(ジャガイモ20ha)を栽培しています。
2)メドゥスピルス(Meduspils)養蜂場www.celotajs.lv/lv/e/meduspilsでは約300のミツバチを飼っています。
3)ゲイダス(Geidas)農場www.celotajs.lv/lv/e/geidasは酪農を専門としています。バターを泡立てて、乳製品の生産方法について学ぶことが出来ます。
キェメリ(Kemeri)国立公園では木道(2-4km、1-2時間)を散歩しながら沼地の景観を楽しむことが出来ます。
リガのホテルに宿泊。
6日目: リガ(Riga) –ガウヤ国立公園 (Gauja) National Park – ツェースィス/ワルミエラ(Cēsis /Valmiera) |
運転距離は80㎞。 徒歩2-4㎞(1-2時間)。 ケーブルカーで片道10分。 |
リガ市内観光。リガ大聖堂には世界最大級のパイプオルガンがあり、聖ペテロ教会の尖塔からは市内の壮大な景色を一望、大ギルドホール、スウェーデン門、三人兄弟、聖ヤコブ教会、国会議事堂、リガ城、ユーゲントシュティール建築群などを観て回ります。リガの旧市街はUNESCO世界遺産に登録されています。
ナムダリ木工所 – 地元の木に付いて知り、職人さんとアンティークの楽器をチェックしたり昔のゲームで遊んだります。
ガウヤ(Gauja)国立公園は太古からあるガウヤ川の谷の景色や歴史的な記念碑が特徴です。ガウヤ川40mの上空を全長1060mのケーブルカーに乗り、絶景をご覧いただけます。www.tourism.sigulda.lv/gaisa-trosu-cels-vagonins/
アマタ(Amata)のカールリス・ムイジャ カントリーホテル(Kārļamuiža)http://karlamuiza.lv/en/に宿泊し、近くのネイチャーとレイル(1-2時間)を散策して頂けます。
7日目: ツェースィス(Cēsis) – ルーイエナ(Rūjiena) – ソーマー国立公園(Soomaa National Park) – パルヌ(Pärnu) |
運転距離は236㎞。 プログラム所要時間は12時間。 2-3時間専用靴で沼地散策。 |
ツェースィス(Cēsis)の街。中世のツェースィス城の宝石商のワークショップwww.celotajs.lv/en/e/seno_rotu_kalveを訪れ、アンティーク宝石の再生など職人の技を見せてもらいます。
以下の中から1か所農場をお選びください。
- クリンパス(Klimpas)羊農場は150頭以上の羊を飼っています。celotajs.lv/en/e/zs_klimpas
2) ルーイエナ(Rūjiena)のキュアニュ(Koni)水車はラトビアの機械工場が生み出した19世紀からのシステムを使っており、羊毛をすいたり、裁断などに用いられます。また、毛布や枕に羊毛が使われています(手作り)。ラトビア料理を召し上がっていただける場合もあります。www.celotajs.lv/en/e/konu_dzirnavas
ソーマー(Soomaa)国立公園は湿地帯の陸の孤島www.soomaa.com/で、この地域には河川、低地牧草地、湿地林などの主要な湿地がいくつかあります。2-3時間の散策の際は沼地専用の靴を用います。
パルヌ(Pärnu)に宿泊。
8日目: パルヌ(Pärnu) – ヴィルツ(Virtsu) – クイヴァストゥ(Kuivastu) –ムフ島(Muhu island) –サーレマー島(Saaremaa island) |
運転距離は215㎞。 ヴィルツ(Virtsu)港からクイヴァストゥ(Kuivastu)港までフェリーで30分。 徒歩45分。 プログラム所要時間は12時間。 |
ムフ(Muhu)とサーレマー(Saaremaa)島へのフェリー。www.visitestonia.com/en/where-to-go/islands/saaremaa-muhu-islands
コグワ(Koguva)はムフ島にある民族学的な漁村です。
ヴァナトア(Vanatoa)農場では伝統的な食事が頂けます。http://vanatoa.ee/en/
パンガ(Panga)崖は海岸にそびえ立つ約22mのドロマイト崖。
自然保護区、森林公園、海辺のヴィードゥマエ(Viidumae)の観察塔まで徒歩45分。
クレッサーレ(Kuressaare)城は修道院型と呼ばれる建物で、バルト諸国で唯一、現存する中世の要塞です。
クレッサーレ(Kuressaare)のホテルに宿泊。
9日目: サーレマー島(Saaremaa island) –ペダステ(Pädaste) – ハープサル(Haapsalu) – マッツァル国立公園(Matsalu National park) – タリン(Tallinn) |
運転距離は270㎞。 フェリーで30分。 徒歩2時間。 プログラム所要時間は12時間。 |
クレッサーレ(Kuressaare)の街にあるお城。
ペダステ(Pädaste)邸宅www.padaste.eeまたはムフ島のラスチャー&マティエセンムフ(Luscher &Matiesen Muhu)のワインハウスwww.veinitalu.ee/farm-winery/で昼食とワインの試飲。
ムフ島からヴィルツ(Virtsu)までフェリーで移動。
以下の中から1つ散策ツアーをお選びください。
- マッツァル(Matsalu)国立公園の遊歩道(5㎞、2時間)、鳥を観察するタワー。
- ハープサル(Haapsalu)-魅力的な海辺の街と城。観光しながら散策を2時間。
タリンのホテルに宿泊。
10日目: タリン(Tallinn) – ヘルシンキ(Helsinki)–ヌークシオ国立公園(Nuuksio National Park)–ヘルシンキ(Helsinki) – シウンティオ(Siuntio) |
運転距離は100㎞。 フェリーで2時間。 徒歩7㎞(2-3時間)。 |
フェリーでヘルシンキに出発(2時間)
ヘルシンキ市内ツアー。ヘルシンキ大聖堂と元老院広場、国会議事堂、オールドマーケットホールとマーケット広場、エスプラナーディ公園、カンピ礼拝堂、テンペリアウキオ教会、ヘルシンキデザイン地区、スオメンリンナ要塞。
ヌークシオ(Nuuksio)国立公園はいわゆるヌークシオ湖の高地と呼ばれる最西端部分を含んでいます。絶滅の危機に瀕している動物、植物、キノコなどの種が数多くこの地域で見つかっており、例えばシベリアムササビ、ヨーロッパヨタカ、モリヒバリなどもいます。
スパホテル・クムルスリゾート(Cumulus Resort Siuntio)に宿泊。https://resort.cumulus.fi/en/hotels-and-spas/spa-hotel-rantasipi-siuntio
スパ周辺の自然環境をお楽しみください。またプルヌス(Purnus)川の谷でのSE-アクションと野生ハーブツアーにも参加してみてください。www.seaction.com/en/program-services/outdoor-activities/thaw
11日目: シウンティオ(Siuntio) – ヘルシンキ(Helsinki) – 出発 |
運転距離は60㎞。 |
ヘルシンキ空港から出発。